アイコムは、144メガヘルツと430メガヘルツのアマチュア無線帯に対応した5ワット最大出力のデジタルトランシーバー「ID-50」を6月下旬に発売すると発表しました。この新製品は5ワットで十分なパフォーマンスを発揮するとのこと。
アマチュア無線の世界はSSBやCWだけではなく、デジタルの領域へとどんどんと広がっています。デジタル技術の進歩は無線通信の可能性を一層広げており、今後が非常に楽しみです。
CWの世界もまた、新たな展開を見せています。インターネットを介した交信が始まっていますが、従来の雑音の中からかすかなモールス信号を聞き取る交信も無線の醍醐味の一つです。144MHzなどのしっかりしたモールス信号で内容のあるラグチュウ(会話)を楽しむのも素晴らしい体験です。
私自身、まだまだ交信自体が成立しないほどの技量しかありませんが、モールス信号を毎日聴き続けて、その楽しさや難しさを実感しています。
これから広がる無線の世界に大いに期待を抱きつつ、練習に励んでいます。